公益社団法人 日本オリエンテーリング協会正会員・日本デフオリエンテーリング協会
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オリエンテーリングとは
アウトドアスポーツ
19世紀後半に、森と湖に恵まれた北欧で生まれた野外スポーツです。地図とコンパスを活用して、森林または公園等、野外フィールドに設定されたチェックポイントを回り、短時間でゴールを目指すスポーツです。地図から地形を読み取ることで、自らの力で最適な進路決定する選択力・判断力、荒野や湿原などを走る身体的能力が求められるアドベンチャースポーツとして、発展してきました。
日本では、1966年に導入以来、野外スポーツとして定着しています。近年では、自然公園や学校周辺で楽しめる方式の導入も進んでいます。安全な環境の中で冒険を楽しめる気軽なスポーツの側面を持っています。
大会では、年齢や技術レベルによって、コースやクラスが分かれており、初心者から経験豊富な方、小学生からお年寄りまで、すべての人が自分の能力に合わせて楽しむことができる、生涯スポーツでもあります。
コンパス
オリエンテーリングには、登山用のコンパスではなく、アウトドア用のコンパスの定番「シルバ」コンパスがよく使われています。オリエンテーリングは、シルバコンパスの基礎を覚えるトレーニングの場としても適しています。
1分1秒を競う世界では、さらに進化した競技用のコンパス(方位磁石)が使われます。高磁力、オイルによる制動など、ハードかつ精密さが要求されるオリエンテーリングに、相応しいコンパスが作られています。
地図
地図は、オリエンテーリングの必需品です。熟練した調査者によって作成されたオリエンテーリング用地図は、地形図でさえ及ばない土地の細かい部分まで書かれています。
子どもや初心者には、より分かりやすい地図を作成しています。ゲーム性のあるオリエンテーリングは、地図導入教材としても、非常に優れています。
© 2023 Japan Deaf Orienteering Association